
ペルノーとは?フランス発のアニス系ハーブリキュールの定番
ペルノー(Pernod)は、フランスの酒造メーカー「Pernod Ricard」が手がけるアニス系ハーブリキュールです。アニスを中心に15種以上のハーブが使われ、水を加えると白濁する特徴があります。アルコール度数は約40%で、フランスでは食前酒の定番です。
ペルノーの歴史と背景:アブサンの代替として誕生
アブサン禁止から生まれた“パスティス”文化
19世紀に人気だったアブサンは、ニガヨモギ由来の成分が問題視され、一時期製造禁止となりました。その代替として誕生したのがアニス主体の“パスティス”。ペルノーはその代表的なブランドです。
伝統を受け継ぐペルノーの位置付け
ペルノーはアブサンの雰囲気を残しつつも飲みやすく、安全性も確保されたリキュールとして人気を獲得しました。現在もパスティス文化を象徴する銘柄のひとつとして親しまれています。
ペルノーの香りと味わいの特徴
アニスの香りと複雑なハーブの余韻
ペルノーはアニスの甘くスパイシーな香りが際立ち、複数のハーブが折り重なる複雑な味わいが特徴です。薬草酒のような印象を持つ人も多く、好みは分かれますが、熱烈なファンが多いジャンルです。
水を加えると白濁する“ルーシュ現象”
水を加えると透明な液体が白く濁る「ルーシュ現象」が起こります。見た目の変化も楽しめることから、食前酒としての人気が高い飲み方です。
ペルノーとアブサン/パスティスの違い
アブサンとの共通点と相違点
アブサンと同様に多くのハーブが使われますが、ペルノーにはニガヨモギが使われていません。そのため、アブサンよりもマイルドで飲みやすい仕上がりとなっています。
パスティスとしてのペルノー
ペルノーはパスティスの代表格であり、アブサン文化を現代へと橋渡しする存在です。料理やカクテルにも使いやすいのが特徴です。
ペルノーのおすすめの飲み方
定番は「水割り」—白濁の魔法を楽しむ
最も一般的なのはペルノー1に対し水5を加える飲み方。白濁の視覚的な楽しみと爽やかな飲み心地が味わえます。
カクテルアレンジ:トニック・ジュース割り・料理への活用
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トニックウォーターで割ると清涼感が増し、オレンジやパインジュースで割るとカクテル感覚で楽しめます。また、魚介料理やデザートに少量加えて香りづけするなど、料理用途でも重宝します。
まとめ:ハーブの魅力を味わうならペルノーが最適
アニスと多彩なハーブが織り成す独特の香り、白濁する視覚の楽しさ、そして幅広いアレンジ性。ペルノーはハーブリキュールの奥深さを知る最適な一本です。まずは水割りから始め、慣れたらカクテルや料理にも応用して楽しんでみてください
